こんにちは
ちびっこ食堂です
今回は米麹の仕込みの簡単な行程を紹介したいと思います。
麹って?
よく耳にする麹ですが、これはお米や豆、麦などに麹菌を繁殖させたものです。
麹菌は国菌にも指定されている日本を代表する菌で、この麹菌が繁殖することで、米が米麹になります。
そして、この麹菌の力によって、味噌や醤油など、さまざまな形で世に出回っているのです。
作り方
【材料】
米500g
麹菌5g
【行程】
米洗い→浸す→水切り→蒸し→種付→保温
それでは作っていきます。
今日は長女(6歳)と長男(4歳)が頑張ってくれます。
まずは米を洗います。米粒が壊れないように優しく
そして洗った米を水に浸し約12時間ほど水を吸わせます。
我が家では夕ご飯の支度で米を研いで翌朝まで浸しています。
おおむね12時間ほど浸した米を1時間ほどかけて水を切ります
水が切れたら蒸布に包んで1時間蒸します。
蒸布はパイレンのものがくっつかなくてオススメ
蒸し器がなければ鍋でも大丈夫です。1時間強火で蒸すので水が無くならないように気をつけます。
今回は2段の蒸し器ですが下の段は鍋とのスペースを開けるために空になっています。
蒸し終わったら蒸し具合を確認します。
米粒を5粒くらい手に取って捻ります
餅みたいになればOKです。
まだ芯があるようでしたら更に蒸します
蒸し具合が良ければ広げて冷まし、肌温になったら麹菌をふりかけます。
わが家では製菓用のアミアミを使っています。
振りかけて混ぜを繰り返し、米の一粒一粒に菌が行き渡るようにします。
終わったらテトロン布の上から蒸布を覆い、毛布に包んでホットカーペット上で翌日まで保管します。
約20時間後(翌日)に、白く固まった麹をパラパラにほぐして、再度保温。半日ごとにほぐしを繰り返して、次の日に完成です。
毛布から開けた途端、栗のような甘い香りが一面に広がり、幸せな気分になります。
市販のみやこ麹程キレイにはいきませんが、家庭レベルにはバッチリだと思います。
この麹が形を変えて、味噌やみりん、醤油や甘酒となっていくと思うと、発酵食品が健康に良いというのも納得ですし、とてもワクワクしますね。
ちびっこ食堂では、発酵にまつわる簡単レシピを子供たちの食育をしながらご紹介しています。
お気に召しましたら他のレシピもご覧いただけますと幸いです。
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